2020年6月14日日曜日

今年も ホタルが舞いました!

  今年も ホタルが舞いました!


 例年、5月下旬頃に当館の池の周りで昭和町源氏ホタル愛護会主催の「ホタル夜会」行われています。今年度は新型コロナウィルスの影響で残念ながら中止となりました。
 
 先月の24日の夜、今年はどうなのかな?と来てみました。本館の周りには街灯はなく、庭園は真っ暗、ロケーションはバッチリ!静かに池に向かって歩いて行った所、「いるよいるよ!」と子どもの声が聞こえ、すでに先客の家族がホタルを見に来ていました。近所の方のようで「毎年楽しみに来ているんです」と話してくれました。
 
 一匹、二匹、三匹・・・数えた所六匹余りのホタルを確認しました。母屋の方まで大きな光線をひき飛ぶホタル、水草の上で光を放つホタル、池の上をゆったり光っては消え舞うホタル・・ホタルの寿命は2週間余り、それを思うと儚いホタルが何とも愛おしくなるものです。
 
「蛍は川筋に沿い堤の上も一めんに入り乱れてとんでいった。それが沸き返るように次から次に空中で盛り上がり、ともし灯の花吹雪となって人の顔や肩に幾ひきとなく突きあたって来た。私の顔にも胸にも突きあたって来た」。これは井伏鱒二が昭和町鎌田川の「蛍合戦」の様子を描いたものです。
 
 ホタルが乱舞するこの頃の様子は想像すらできませんが、数匹でもホタルが舞うこの光景は、やはり昭和町の風土としてかけがえのないものだと感じました。
 

2020年6月1日月曜日

ミヤイリ貝とご対面

 4月からの来館者は0人。休館中ですので当たり前ですが寂しいものです。 ようやく、5月28日のお知らせにも載せましたが開館となりました。とは言え「密集、密接、密閉」を避けるために「来館者5人以下」という制限を設けています。この状況がいつまで続くのか出口戦略ははっきりしませんが、少人数ですので、丁寧にご説明(案内)できるかと思っています。是非気軽にご来館下さい。            

                                    ミヤイリ貝とご対面

 先月、某他県の新聞記者さんと梶原徳昭さん(元県衛生公害研究所研究員)と一緒に韮崎市の旭町、大草町付近にミヤイリ貝の採集に出かけました。「中の割(なかのわり)に嫁に行くなら、買ってやるぞや経帷子に棺桶」と謡われた甲府盆地有数の有病地です。今でも水田地帯で至る所にコンクリート化した用水路が流れています。

 用水路の出口あたりの湿った雑草付近を梶原さんは目を凝らし探します。さすがプロ!1時間余りで30匹ほどのミヤイリガイをゲットしました。私も探してみましたが1㎝にも満たない小さな貝ですので、梶原さんに「ここにいますよ!」と言われても???。見える人には見えるのです。

「地方病115年の戦い」の張本人との出会いに、少々胸が躍りました。 

竹の再活用

こんにちは。杉浦醫院です。 杉浦醫院の庭園は年間を通して、鈴木造園に植栽管理して貰います。 2月に降った雪で、杉浦醫院の竹林の竹が1本根元から、雪の重みで折れました。 鈴木造園さんに、竹の処分をお願いしたところ… 処分ではなく、再利用!!! 私の考えの浅はかさにお恥ずかしいかぎり...