2021年10月21日木曜日

様々な書籍に 杉浦医院が!

 

「杉浦だより6月号」で、偕成社(児童書出版社)から『郷土の発展につくした先人』(医療篇)という本が出版され、その中に杉浦建造医師が取り上げられたという話題をお知らせしました。その後も、続々と書籍の中に「杉浦醫院」が取り上げられています。

「医学・薬学系博物館事典」、事典だけあって総ページ数325頁、212館の医学・歯学・薬学系の博物館などが取り上げられています。山梨県関係では「昭和町風土伝承館杉浦醫院」の他には、「山梨県立博物館」「笛吹市春日居郷土館(小川正子記念館)」、「シミック八ヶ岳薬用植物館」「昭和大学薬用植物園富士吉田薬用植物園」が掲載されています。



また、ユニークな本ですが『世にも奇妙な博物館 未知と出会う55のスポット』(丹治俊樹 みらいパブリッシング)という本でも、博物館マニアの著者が訪問した全国750か所の博物館の中で「知らずに死ねない選りすぐり55スポット」の一つとして、本館が取り上げられています。

山梨県からは、あと一つ「ポール・ラッシュ記念館」が掲載されています。

 

2021年10月5日火曜日

「地方病体験記」骨子固まる!

 『地方病を語り継ぐ』

       ー流行終息宣言から25年-

 第一章
  地方病体験記(47人)
   ・地方病に罹患 ※25人
   ・ホタルの記憶 ※6人
   ・撲滅の最前線 ※5人
   ・杉浦醫院との関わり ※4人
   ・未来に向けて  ※7人
 第二章
  寄稿文(8人)
   ・加茂悦爾(巨摩共立病院名誉院長)
   ・林正高(元甲府市立甲府病院神経内科院長)※故人
   ・薬袋勝(元山梨県衛生公害研究所副所長)
   ・梶原徳昭(元山梨県衛生公害研究所職員)
   ・小畑茂雄(山梨県立博物館学芸員)
   ・小野渉(ウィキペディア「地方病」執筆者)
   ・橘田活子(『茶碗の欠片』著者)
   ・中野良男(前風土伝承館杉浦醫院館長)
 第三章
  資料編
   ・地方病関連年表
   ・杉浦健造、三郎略歴年表
   ・地方病関係資料館など
     昭和町風土伝承館杉浦醫院
     山梨県立博物館
     山梨県立富士湧水の里水族館(森の中の水族館)
     宮入慶之助記念館
     目黒寄生虫館
        ※杉山なか紀徳碑(盛岩寺)
   ・杉浦醫院蔵書、資料関係    
  

 体験記を寄せていただいた方は50人。地元の昭和町民が4割余り、続いて中央市、南アルプス市、甲府市、笛吹市、甲斐市、北杜市など多くの地域から寄せていただきました。
  今回の体験者の多くは、昭和10年代の生まれの方々ですので、戦後から昭和30年代、40年代頃の地方病との関わりが綴られています。また「地方病に罹患した」という体験記だけではなく、昭和町はかつてホタルの町ですので「ホタルの記憶」や「杉浦醫院との関わり」、さらには「未来に向けて」の提言など、幅広く地方病に関わる体験、記憶、提言を寄せていただきました。
  第二章の寄稿文は、地方病に深く関わった方から文章を寄せていただきました。様々の分野の方々が様々の角度から、地方病について論じていますので、この8本の寄稿文に目を通していただければ、地方病の全体像が見みえるのではないかと思っています。
  第三章の資料編では、地方病関連の年表、地方病に関する資料館など取り上げ、地方病に興味関心を持っている方、これから地方病を調べようと思っている方々の手助けになればと思っています。  
 来年の3月あたりの発行を予定しています。

ラ・カンパネラ♪

こんにちは。杉浦醫院です。 先日、偶然にも3組の方々が同じ時間帯にご来館頂きました。 1組目は県内の方々で、その中のお一人は地方病経験者でした。 2組目は他県からお越しで、大学で「地方病」を学ばれた研修医の方々。 3組目も他県からお越しで、SNSのおススメで杉浦醫院が紹介されてい...