2020年6月1日月曜日

ミヤイリ貝とご対面

 4月からの来館者は0人。休館中ですので当たり前ですが寂しいものです。 ようやく、5月28日のお知らせにも載せましたが開館となりました。とは言え「密集、密接、密閉」を避けるために「来館者5人以下」という制限を設けています。この状況がいつまで続くのか出口戦略ははっきりしませんが、少人数ですので、丁寧にご説明(案内)できるかと思っています。是非気軽にご来館下さい。            

                                    ミヤイリ貝とご対面

 先月、某他県の新聞記者さんと梶原徳昭さん(元県衛生公害研究所研究員)と一緒に韮崎市の旭町、大草町付近にミヤイリ貝の採集に出かけました。「中の割(なかのわり)に嫁に行くなら、買ってやるぞや経帷子に棺桶」と謡われた甲府盆地有数の有病地です。今でも水田地帯で至る所にコンクリート化した用水路が流れています。

 用水路の出口あたりの湿った雑草付近を梶原さんは目を凝らし探します。さすがプロ!1時間余りで30匹ほどのミヤイリガイをゲットしました。私も探してみましたが1㎝にも満たない小さな貝ですので、梶原さんに「ここにいますよ!」と言われても???。見える人には見えるのです。

「地方病115年の戦い」の張本人との出会いに、少々胸が躍りました。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

地方病との闘い 絵本に!

こんにちは。杉浦醫院です。 地元紙、山梨日日新聞→通称サンニチ新聞より、新たな杉浦醫院の情報を掲載していただきました。 2022年に発刊した地方病体験記「地方病を語り継ごう」。 更に子供たちに分かりやすく地方病を伝えようと、絵本の制作を行っています。 一番重要な絵の作家を選考する...