2022年8月29日月曜日

夏休み自由研究(地方病)学習会

   =元教師(遠藤美樹さん)がポイントをアドバイス=

 7月29日(金)に、町内4人の児童が参加して行われました。(当日体調を崩し欠席2名)
 まず、私が館内を案内しながら杉浦醫院の概要など説明しました。

配布資料



 続いて遠藤先生のお話です。まず地方病とはどんな病気なのか?写真など提示してわかりやすい説明がありました。

次は、「自由研究の題、テーマの設定」の話(例えば「地方病の歴史」「地方病とはどんな病気」「現在の日本住血吸虫症の様子」など)、そして「自由研究の構成」について話を進めます。(1)題(2)選んだ理由(3)調べる内容や方法(インターネット・見学・インタビュー・図書館で)(4)調べた結果(5)まとめ(模造紙・ノートや新聞形式)についても話がありました。    

子どもたちも熱心にメモを取りながら、また時折質問も出て真剣な面持ちで遠藤先生の話を聞いていました。

4人の児童は、夏休み期間中は杉浦醫院への来館は「無料パス!」何回来てもOKです。さて、どんな研究になるのか 楽しみです!

2022年8月9日火曜日

演劇公演

   地方病を題材に!

一本の槍」  ―地方病とたたかった人たち

「杉浦醫院だより」16号でも紹介しましたが、2021年9月、東京池袋映画祭が行われました。その公演の中で、「鳥と舟」(代表青井直人)という演劇グループが、地方病を取り上げた劇(「一本の槍」「瓦の石」)を演じ好評を得たようです。

 2022年6月には、青森八戸のポータルミュージアムで、「一本の槍」が再上映されました。

 パンフレットから 劇の内容を紹介します。

「―この病気を解き明かすために、私の体を解剖してくきださい―

 自らが、あるいは近しい誰かが、地方病になってしまった3人の女性の物語です。貧しい農民として自然と共に生きながら、彼女たちは、「誰か」のために選択します。その選択こそがたたかいであり、受け継がれていく思いとなります。悠久の時を経て空の上から見つめると、火花のようにはじけるその想いの伝播が一本の槍に見えるようです。想い「が」繋がる、物語です。」

                      

 先日、代表の青井さんから「青森公演もとても好評でした」という連絡をいただきました。

この劇団「鳥と舟」は、東京で活動する20代を中心とした劇団で、2019年に結成され「人の想いを紡ぐ」をモットーに人間ドラマを描くことを目標にしています。

池袋公演、青森公演の前には、杉浦醫院にも劇団員に方々が訪れ、とても熱心に見学し、2階の資料などにも目を通していきました。

「地方病の中心地、山梨でも公演できたら!」と思っています。

 

ラ・カンパネラ♪

こんにちは。杉浦醫院です。 先日、偶然にも3組の方々が同じ時間帯にご来館頂きました。 1組目は県内の方々で、その中のお一人は地方病経験者でした。 2組目は他県からお越しで、大学で「地方病」を学ばれた研修医の方々。 3組目も他県からお越しで、SNSのおススメで杉浦醫院が紹介されてい...