2020年12月27日日曜日

ありがとうございます!

 

商工会女性部
 杉浦醫院の庭園は春夏秋冬それぞれ趣のある風情を醸し出しますが、春のさくら、秋のもみじの落ち葉掃きや夏の雑草取りなど庭園の管理は大変です。業者にもお願いしていますが、それだけではなかなか間に合いません。

 毎月第4日曜日の朝には「西条新田サポータークラブ」の方々が除草作業や落ち葉拾いを、また毎年10月には「西条新田地区生きがいクラブ」(北爪房子会長)の方々に庭園の草取りをしていただいています。

西条新田サポータークラブ
10月下旬には、商工会女性部(秋山みよし代表)の方々に杉浦醫院の室内清掃をしていただきました。すべての部屋に掃除機をかけ、床の水拭き、クモの巣も取っていただき室内もすっきりさっぱり綺麗になりました。

 12月20日には「西条新田地区組長・役員」の方々20数名に来ていただき、もみじの落ち葉掃きなど(20袋あまり)年末の大掃除をしてもらいました。

西条新田地区組長・役員
 杉浦醫院も多くの方々からの支援によって支えられていることを実感しています。

ありがとうございます!



2020年12月19日土曜日

西条小学校・押原小学校は 杉浦醫院を見学!


 西条小学校は2クラスが徒歩で、押原小学校は2クラスがバスで、それぞれ時間差で来館しました。

 まずは私から、常永小学校での授業と同じく「地方病とはどんな病気なのか」「杉浦医院はどんな病院なのか」話をしました。 

 その後は、右にあるようなプリント(「杉浦医院で見つけよう!」)を子どもたちに配り、「全部見つけたらすごいね!」といった指示を出し自由見学にしました。プリント片手に子どもたちは、病院の中や外の庭園などを見て回っていました。

 「どうして トイレがタイルなんですか」「この顕微鏡はいつごろのものですか」「毒薬はなぜないのですか(薬だな)」「ミヤイリガイはどのくらい生きているのですか」「カワニナってこのあたりにいるんですか」「どうして英語の看板がかけてあるのですか」「これは何につかうのですか(浄水器)」・・・見学中も多くの質問がありました。

 子どもたちの柔軟な頭に驚かされます。

「宮入先生は、悪者のミヤイリガイの名前をつけられてうれしかったのです?」 「今いるミヤイリガイは絶対に安全って言えるんですか?」

                             なるほど!

                                





2020年12月10日木曜日

常永小学校での出前授業

 

毎年、昭和町の小学校3校(押原小・西条小・常永小)の4年生は社会科見学で杉浦醫院に来ます。今年はコロナの影響で、西条小と押原小はクラスごとで来館、常永小は私が出張授業をすることにしました。

             常永小の授業

 当日は4年生の3クラスで、地方病についての授業をさせてもらいました。昭和町の3校は地方病の勉強を9時間余り行っているので、事前に担任の先生と打ち合わせをして、「地方病とはどんな病気なのか」「杉浦医院はどんな病院なのか」、この2点を当日は押さえることにし授業に臨みました。

 お腹が膨らんだ患者さん、日本住血吸虫、セルカリア(幼虫)、杉浦健造、三郎先生の写真や、ミヤイリガイやカワニナ、火焔放射器、注射器、注射針などの具体物を教室に持ち込み授業を進めました。
  「地方病の勉強の主役はこれです。これはなにかな?」
         “虫、貝、寄生虫、住血吸虫・・・・”
  「このセルカリアはどうやって 体の中に入ったと思いますか?」
        “口から、傷口から、おへそ、鼻から、皮膚から・・”
思った以上に様々な発言もあり、私自身が楽しく授業ができました。

自ら解剖を申し出た杉山なかさんの話、愛猫を解剖し住血吸虫を見つけた三神三朗先生の話、杉浦三郎先生が玄関の落書きを褒めたら壁が落書きだらけになった話など・・・子どもたちも集中して授業に取り組んでいました。

地方病は子どもたちにとっては興味、関心のある学習であること、地方病の教材の持つ力を、私自身が再認識しました。

授業後の日曜日には、常永小の子どもたちが杉浦醫院に大勢見学に来てくれました。うれしい事です。

ラ・カンパネラ♪

こんにちは。杉浦醫院です。 先日、偶然にも3組の方々が同じ時間帯にご来館頂きました。 1組目は県内の方々で、その中のお一人は地方病経験者でした。 2組目は他県からお越しで、大学で「地方病」を学ばれた研修医の方々。 3組目も他県からお越しで、SNSのおススメで杉浦醫院が紹介されてい...