2021年11月30日火曜日

出前授業


 今年度の出前授業

     町内他7校(15クラス)で実施!

 今年度の出前授業がボチボチ始まっています。

 最初の出前授業は、西条小学校で8月31日に実施しました。まん延防止条例が出ていたので、1クラスで授業をして、その様子をビデオで撮っておき、他のクラスは、そのビデオを視聴するという方法で行いました。

10月5日と8日には双葉東小学校で授業をさせていただきました。この双葉東小学区は県下でも、地方病の罹患者が一番多くいた地域です。当時の罹患者数など紹介しながら授業を進めました。

10月25日には田富北小学校、11月9日に竜王北小学校、11月24日には、地元の押原小学校の児童が社会科見学で来館しました。

12月には、田富小、玉穂南小、田富南小、三村小での授業を予定しています。


               -今年度の予定―

 市町村

     学校名

   日程

クラス数(4学年)

昭和町

 押原小(社会科見学)

 11月24日

2クラス

 

 西条小

  8月31日

1クラス(他はビデオ)

 

 常永小

 未定

3クラス

中央市

 田富小

 12月3日

2クラス

 

 田富南小

 12月10日

1クラス

 

 田富北小

 10月25日

2クラス

 

 三村小

 12月13日

2クラス

 

 玉穂南小学校

 12月6日

2クラス

甲斐市

 双葉東小学校

 10月5日・8日

4クラス

 

 竜王北小学校

 11月9日

2クラス

   町外では、昨年度は中央市5校9クラスで行いましたが、今年度は甲斐市の2校6クラスで実施しますので、計7校15クラスでの出前授業になります。


ミヤイリガイ(双葉東小)

当時の注射器と針(西条小)


2021年11月7日日曜日

小野醫院に資料収集に!

 

西の小野醫院 東の杉浦醫院

 南アルプス市(旧若草町鏡中条)に小野醫院があります。釜無川を挟んで、東の杉浦醫院、西の小野醫院と言われ、地方病の名医と呼ばれた小野徹医師の病院です。

病院棟の建物
            

 小野徹氏(1875年~1971年)は、明治32年(1899年)に鏡中条で医院を開業し、地方病の臨床研究と原因究明に努めた医師です。

山梨県の地方病対策の中心的役割を担い、山梨県地方病撲滅協力会初代会長を務め、山梨県の医師会会長などの要職も歴任しました。特に、当時代議士の内田常雄氏(後に厚生大臣)と協力し、政府、国会を動かし寄生虫予防法の改正を図り、用水路のコンクリート化などの施策を促進しました。

 9月の中旬に、梶原徳昭氏(元県公害衛生研究所職員)にも同行していただき、2回小野醫院に見学、また資料収集に行ってきました。

 杉浦醫院と同じく立派な病院棟、母屋があり、多数の医療器具や書籍などがありました。3時間余り資料などに目を通させていただき、杉浦醫院と関わりのある写真や資料などを譲り受けてきました。


調剤室


母家の玄関






ラ・カンパネラ♪

こんにちは。杉浦醫院です。 先日、偶然にも3組の方々が同じ時間帯にご来館頂きました。 1組目は県内の方々で、その中のお一人は地方病経験者でした。 2組目は他県からお越しで、大学で「地方病」を学ばれた研修医の方々。 3組目も他県からお越しで、SNSのおススメで杉浦醫院が紹介されてい...