地方病を題材に!
「一本の槍」 ―地方病とたたかった人たち―
「杉浦醫院だより」16号でも紹介しましたが、2021年9月、東京池袋映画祭が行われました。その公演の中で、「鳥と舟」(代表青井直人)という演劇グループが、地方病を取り上げた劇(「一本の槍」「瓦の石」)を演じ好評を得たようです。「―この病気を解き明かすために、私の体を解剖してくきださい―
自らが、あるいは近しい誰かが、地方病になってしまった3人の女性の物語です。貧しい農民として自然と共に生きながら、彼女たちは、「誰か」のために選択します。その選択こそがたたかいであり、受け継がれていく思いとなります。悠久の時を経て空の上から見つめると、火花のようにはじけるその想いの伝播が一本の槍に見えるようです。想い「が」繋がる、物語です。」
先日、代表の青井さんから「青森公演もとても好評でした」という連絡をいただきました。
この劇団「鳥と舟」は、東京で活動する20代を中心とした劇団で、2019年に結成され「人の想いを紡ぐ」をモットーに人間ドラマを描くことを目標にしています。
池袋公演、青森公演の前には、杉浦醫院にも劇団員に方々が訪れ、とても熱心に見学し、2階の資料などにも目を通していきました。
「地方病の中心地、山梨でも公演できたら!」と思っています。
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