児童のリポ―ト紹介!
こどもたちのリポートですが、少し小さくて細かな内容は分からないと思いますが、学習した内容を自分なりに咀嚼して、それぞれ個性的に上手にまとめています。
子どもたちにとって、地方病の学習は興味関心が持てる魅力的な教材であることが、児童のリポ―トからも分かります。
=春には 杉浦醫院内で展示=
今年度も、ミヤイリガイを採取に行って来ました。
場所は韮崎市の旭町、大草町付近、周りは見晴らしの良い水田地帯です。梶原徳昭さん(元県衛生公害研究所研究員)と生涯学習課深澤係長さん、それに今年は、子どもの村中学校(南アルプス市)の生徒さん3人も同行しました。
この地域は、「中の割(なかのわり)に嫁に行くなら、買ってやるぞや経帷子に棺桶」と謡われた甲府盆地有数の有病地です。水田の至る所にコンクリート化した用水路が流れています。
ミヤイリガイは、1㎝にも満たない小さな貝ですので、そう簡単には見つかりません。中学生たちも悪戦苦闘!梶原さんは、用水路の出口あたりの湿った雑草付近や大きな石の下に目を凝らし探します。さすがプロ!次々にミヤイリガイをゲットします。1時間余りで合計70匹ほどのミヤイリガイを見つけることができました。
実は、こどもの村中学校の生徒さんたちは、現在学校で地方病について学んでいて、何と、長野県にある宮入慶之助記念館に行
ったり、県立博物館の地方病コーナー、さらには県立富士湧水の里水族館(ミヤイリガイとカワニナを飼育、展示)にも出向き学習を進めているそうです。その一環として、私たちのミヤイリガイ採取に同行ということになったわけです。地方病115年の闘いの張本人(ミヤイリガイ)との出会いに、生徒さんたちも興奮していました。ゲットしたミヤイリガイはしっかり管理し、春頃に杉浦醫院内で展示したいと思っています。
杉浦醫院の庭園は、春夏秋冬それぞれ趣のある風情を醸し出しています。京都にある個人庭園と比べても遜色のない庭ですが、やはり管理は大変です。春の桜、秋の紅葉の落ち葉掃きや夏の除草作業など労力がかかります。業者さんにもお願いをしていますが、それだけではなかなか間に合いません。
毎月第4日曜日の朝には「西条新田サポータークラブ」の方々が除草作業や落ち葉拾いを、また毎年「西条地区生きがいクラブ」の方々が庭園の草とりを、年末には「西条新田地区役員、組長」の方々が、紅葉の落ち葉掃きを、今年は「町女性連絡協議会」の方にも庭園清掃をしていただきました。「町商工会女性部」の方には、毎年、年2回杉浦醫院の室内清掃を行っていただいています。
杉浦醫院も多くに方々からの支援によって支えられていることを実感しています。
ありがとうございます。心から感謝申し上げます1
上皇様誕生を記念した貴重なピアノ(全国に三台)
「杉浦醫院だより2020年6月号」でもお知らせした本館のお宝ピアノです。
静岡県富士市の調律師辻村晴男氏が知人を通して、このピアノの存在を知り、6年前に無償で調律作業を行ってくれました。以来年1回、富士市から出張してピアノの調律を行っていただいています。
ピアノは88個の鍵盤と弦(3本・264本)など多くのパーツに分かれています。
まずは、ピアノから鍵盤部分を出してチェック。今回はハンマーのあたる部分のフェルトが摩耗していたので変えてくれました。鍵盤と連動したハンマーが弦をたたいて音を出すので、そのタッチの調整やハンマーのリリースの深さなどの調整をします。次に、調律作業(チューニング)です。中央部分の平均音律を決め、1鍵盤につき3本の弦をゆるめたり、ひっぱったりして一つ一つ音を聴きながら調整していきます。作業時間2時間余り、ようやく作業は終わりました。私もはじめてこうした作業を間近で見ましたが、実に繊細な仕事ぶりに驚きました。
この貴重なピアノを昭和町内の方々にも気軽に触れてほしいと思っています。
| 鍵盤部分の取り外し |
| 調律(チューニング) |
絵葉書(金拾五銭)
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「西條村昭和會発行 金拾五銭」とあり、販売していたようです。5枚組で、源氏ホタルの生態も分かるようカラー刷りの面白い絵葉書です。昭和5年頃の発行とされています。
実はこの絵葉書は、源氏ホタル愛護会会長(平成9年から17年)を務めていた五味義章氏が所有していたものです。五味氏は平成17年に亡くなられましたが、源氏蛍の将来を案じた五味氏が、当時町会議員であった長谷川幸廣氏に絵葉書と共に蛍の保護を託されたそうです。
この貴重な絵葉書は杉浦醫院にもあるのですが、5枚組のうちの3枚しかない不完全なものでしたので、長谷川氏より寄贈していただきました。感謝申し上げます。
す。
今年度の出前授業
町内他7校(15クラス)で実施!
今年度の出前授業がボチボチ始まっています。
最初の出前授業は、西条小学校で8月31日に実施しました。まん延防止条例が出ていたので、1クラスで授業をして、その様子をビデオで撮っておき、他のクラスは、そのビデオを視聴するという方法で行いました。
10月5日と8日には双葉東小学校で授業をさせていただきました。この双葉東小学区は県下でも、地方病の罹患者が一番多くいた地域です。当時の罹患者数など紹介しながら授業を進めました。
10月25日には田富北小学校、11月9日に竜王北小学校、11月24日には、地元の押原小学校の児童が社会科見学で来館しました。
12月には、田富小、玉穂南小、田富南小、三村小での授業を予定しています。
-今年度の予定―
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市町村 |
学校名 |
日程 |
クラス数(4学年) |
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昭和町 |
押原小(社会科見学) |
11月24日 |
2クラス |
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西条小 |
8月31日 |
1クラス(他はビデオ) |
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常永小 |
未定 |
3クラス |
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中央市 |
田富小 |
12月3日 |
2クラス |
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田富南小 |
12月10日 |
1クラス |
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田富北小 |
10月25日 |
2クラス |
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三村小 |
12月13日 |
2クラス |
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玉穂南小学校 |
12月6日 |
2クラス |
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甲斐市 |
双葉東小学校 |
10月5日・8日 |
4クラス |
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竜王北小学校 |
11月9日 |
2クラス |
| ミヤイリガイ(双葉東小) |
| 当時の注射器と針(西条小) |
西の小野醫院 東の杉浦醫院
南アルプス市(旧若草町鏡中条)に小野醫院があります。釜無川を挟んで、東の杉浦醫院、西の小野醫院と言われ、地方病の名医と呼ばれた小野徹医師の病院です。病院棟の建物
小野徹氏(1875年~1971年)は、明治32年(1899年)に鏡中条で医院を開業し、地方病の臨床研究と原因究明に努めた医師です。
山梨県の地方病対策の中心的役割を担い、山梨県地方病撲滅協力会初代会長を務め、山梨県の医師会会長などの要職も歴任しました。特に、当時代議士の内田常雄氏(後に厚生大臣)と協力し、政府、国会を動かし寄生虫予防法の改正を図り、用水路のコンクリート化などの施策を促進しました。
9月の中旬に、梶原徳昭氏(元県公害衛生研究所職員)にも同行していただき、2回小野醫院に見学、また資料収集に行ってきました。
杉浦醫院と同じく立派な病院棟、母屋があり、多数の医療器具や書籍などがありました。3時間余り資料などに目を通させていただき、杉浦醫院と関わりのある写真や資料などを譲り受けてきました。
| 調剤室 |
| 母家の玄関 |
こんにちは。杉浦醫院です。 先日行われました、夏休み自由研究教室。 昭和町・中央市の小学生・中学生・保護者の皆様、みなさんで学ぶ自由研究教室となりました。 講師の遠藤美樹(よしき)先生より、自由研究「地方病」の取り組み方のヒントを沢山もらえたと思います。 さあ!夏休みも間近!自由...