田富小学校での授業
当日は4年生の2クラスで授業をさせてもらいました。1時間で地方病の概要を理解し
てもらうのは少々大変です。「地方病とはどんな病気なのか」「どうやってやっつけたのか」「いつ終わったのか」の3点を授業で押さえる事にしました。
火炎放射器登場! |
「このミヤイリガイをどうやってやっつけたのかな」
薬で殺す、踏んでつぶす、火でやいちゃう、埋めてしまう、・・
次に火炎放射器登場!「この大きなもの 何だと思う?」、
薬をまく、ミヤイリガイをすいとる、火が出る・・・・
など様々な意見が出ました。
「薬をまく」「水路をコンクリート化する」「火で焼く」など3点を押さえ、その後は、だんだん患者さんの数が減り(戦後の田富町の患者数を示したグラフ)、平成8年に山梨県知事が終息宣言を出し、その記念として終息の碑を建てた事など説明しました。
「水槽に入っているミヤイリガイは安全ですか」
「フィリピンの子どもたちには治る薬はあるんですか」
・・・などドッキリするような発言もあり、子どもたちの発想の柔軟性に驚かされました。
田富北小学校での授業では、前述したように、この地域は臼井沼とよばれ有数のミヤイリガイの生息地であると同時に、野鳥が10万羽もいた野鳥の楽園(宝庫)だった事を話し、地域住民と野鳥の会のメンバーとの対立があり、最終的には埋め立てられたことを、下記の写真を使い説明をしました。
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