郷土の発展につくした先人 ‐杉浦健造-
昨年度から、全国で使われる小学校社会科4年生の教科書(教育出版)に杉浦健造・三郎医師の取り組みが掲載されました。単元は「地域の人々を病気から救う」という箇所です。
その関わりのなか、今年度「ノンタン」シリーズや「はらぺこあおむし」など子どもの本を出版している偕成社(児童書出版社)から「郷土の発展につくした先人」(医療)という書籍が刊行されました。野口英世・杉田玄白・緒方洪庵、華岡青洲・北里柴三郎ら蒼々たるメンバーに交じり杉浦健造医師も掲載されています。
「原因不明の病 地方病の撲滅に取り組む」という表題に沿って、「西洋医学を学び、杉浦醫院をつぐ」「山梨の人々を苦しめた地方病」「地方病から人々を救いたい」「犯人は寄生虫」「ミヤイリガイ撲滅運動開始」「ひきつがれる健造の情熱と終息宣言」といった流れで構成されています。
とてもわかりやすい内容で小学生にはちょうど良い本です。地方病の入門書として大人が読んでも面白いです。昭和町立図書館でさっそく購入していただいたので、借りることができます。目を通してみて下さい!
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