2023年4月17日月曜日

杉浦醫院=森の病院

おはようございます。杉浦醫院です。

この写真は昭和45年(1970年)に撮影した航空写真です。

9代目杉浦三郎医師が昭和52年(1977年)まで醫院をされていた時代、間違いなくこの杉浦邸が存在しました。
東西南北、大きな欅に囲まれ「森の病院」とも言われていた杉浦醫院。
現代は地図アプリがナビゲーションをしてくれ、目的地に到着する便利な時代になりましたが、航空写真が撮られた昭和の時代は存在しません。
遠方から通う患者さんは、この「森」を目印として通院されていたのです。
当時は高い建物はなく、遠くからでも「杉浦醫院=森の病院」が見渡せ、森を目指し真っすぐ真っすぐ、徒歩もしくは戦後以降には電車線を利用しながら、通院をされていたと思われます。
現在は宅地化が進み、近隣に家が立ち並び落葉等の問題から、伐採を余儀なくされました。
10年以上に渡り杉浦邸を「すず木緑化土木」の親方に、年に2回植栽管理をして頂くことにより、現在も当時の面影を残しつつ存在し続けています。

2023年4月14日金曜日

”SEIKOSHA” 古時計

おはようございます。杉浦醫院です。

玄関を入り真正面に構えている、大きな古時計。

こちらはセイコー社で大正時代に製造された置時計です。

昭和52年(1997年)まで間違いなく杉浦醫院で時を刻んできた時計です。

年数を重ね、手入れがされていなかった時計は眠っていました。

振り子も動かず、秒針も時を刻むことなく、この場所に飾りのように置かれていた古時計が現在は蘇り、時を刻んでいます。

古時計が蘇るまでの逸話があるんです。

杉浦醫院旧ブログ「四方山話311話・316話」でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

https://sugiura-iin.blogspot.com/2014/02/311.html

https://sugiura-iin.blogspot.com/2014/02/316.html

平成26年(2014年)に修理をして頂くことによって復活した古時計。

現在は待合室で「カチカチカチ…」と静まり返った部屋で時を刻む秒針の音が響きます。

大正時代から杉浦醫院に存在する古時計。

春の穏やかな陽だまりの中、秒針の音が別世界に入り込むようなそんな感覚を体感することが出来る待合室です。


2023年4月13日木曜日

昭和の時代の番号札

おはようございます。杉浦醫院です。

昨日投稿させて頂いたタイトル「落書き」でも書きました、待合室では納まりきれず庭先にまで列ができた程「地方病」に罹患した方々が殺到した杉浦醫院です。

混雑を避けるための、現代でいう整理券が、ここ杉浦醫院にもありました。

ただし券ではなく札だったのです。

木札で作られた番号札が当時のまま置かれています。


私だけでしょうか…番号が幾つまであるのか気になり並べてみました。
番号が「壱番」から始まり「四十九番」まであります。抜けてしまっている番号もありましたが…

当時、この木札の番号札を握りしめ、庭先で順番を待っていた方々も多く居たのでしょう。
貴重な資料とし、当時置かれていた場所にそのまま展示してあります。






2023年4月12日水曜日

落書き

杉浦醫院病院棟資料館、正面玄関左手の土壁には、魚の絵が彫られています。



昭和4年(1929年)建築の病院棟は昭和52年(1977年)まで、杉浦醫院9代目杉浦三郎医師の病院棟です。

この魚の絵はいつの時代に彫られたものなのか…戦前なのか…戦後なのか…50年弱この地に病院棟を構えた期間に彫られたもので間違いがありません。

内科医の三郎医師でしたが、この病院に訪れる患者さんの8割以上が「地方病」に罹患した方々が訪れる病院として、先代の8代目杉浦建造医師の時代から有名でした。

朝から地方病に罹った患者さんが杉浦醫院に殺到し、待合室だけでは納まり切れず庭先にまで列ができたそうです。

そんな庭先に並んでいた子供たちが、診察を受けるまでの時間を持て余し、庭先で地面に描く絵では飽き足らず、小石もしくは釘のような物で病院棟の土壁に絵を掘って?描いていたのでしょう…

しかし他所の家に落書きは、現代では犯罪となるケースも多いですが…当時は…?

9代目三郎医師は温厚な先生で有名だったそうです。子供たちが描いた落書きを「上手な絵だね」と評価してあげていたそうです。

そうなると子供たちの絵で四方八方、壁の至る所に落書きが!!三郎先生に褒めてもらいたい一心で描いていた子も居たかもしれません。

現在は漆喰で落書きだらけの壁を塗り替えましたが、正面玄関の魚の落書きだけは当時のまま、壁の塗り替えはせず残しました。

当時の杉浦醫院に通院していた患者さんの風景を、この魚の「落書き」を通し、過去に思いを馳せてご覧になって頂けたらと思います。






2023年4月11日火曜日

たけのこで「春」を感じる杉浦醫院(邸)

おはようございます。杉浦醫院です。

杉浦邸の池のほとりに竹林があります。

この時期になると春の訪れを感じさせる「たけのこ」も元気に育っております。

しかし成長も早く、すぐに竹になってしまうので生の「たけのこ」を楽しむのは限られた期間です。まさに、今がベストの期間なのです!!!

竹林を生かしながら必要ではない場所に生えてきた、竹になる前の「たけのこ」を間引きの意味で堀り、食用として春を感じながら頂きます。

今年も館長に「たけのこ」を掘ってもらいます
ひと思いにスコップを差し込みます

「たけのこ」の収穫です

手慣れたもので無駄な動き一切なく
「たけのこ」の収穫を行いました


2023年4月10日月曜日

ようこそ杉浦醫院資料館へ!入口ご案内

こんにちは。杉浦醫院です。

杉浦醫院元病院棟  
資料館の正面

正面玄関にもっと近く寄ってみます

1000坪ある杉浦邸の敷地。お庭は自然で溢れています。

そんな自然いっぱいのお庭に猫ちゃんもお散歩に来ます。数年前までは開館時間は玄関を全開に解放し、来館者様がいつでも入っていただけるようなシステムをとっていましたが…

資料館の中に猫ちゃんもお散歩にやってきて、資料館内で私とバッチリ目が合って両者驚く!!なんて事がしばしば。

猫ちゃん、驚かせてゴメンナサイ…猫ちゃんにはお庭だけのお散歩にして頂き、このような表示を玄関先に張り出し、来館者様には玄関を開けて入っていただくシステムを取っております。

そして館内に入っていただくと人感センサーで、館内に響き渡るインターホンが鳴ります。資料館内の事務所に居る館長、もしくは職員がお迎えします。

インターホンを聞きつけ、資料館の一室を事務所に
構え、その部屋から素早い対応で館長がお出迎えです。

杉浦醫院資料館に来たはいいが、ここで間違いない?入っていいのかな?そんな不安を感じる方もいらっしゃったので、この場をかりてご案内させて頂きました。


 




2023年4月6日木曜日

春爛漫の杉浦邸

おはようございます。

暖かな陽気に包まれ、杉浦醫院のお庭も活動的です。

そんな庭園の病院棟資料館の向かいに、ひっそりと佇む横長の石碑「地方病流行終息宣言の碑」があります。




明治16年(1881年)旧春日居村の嘆願から始まり、山梨県旧25市町村による地方病終息に向けての取り組みが、平成8年(1996年)の終息宣言まで115年の歳月がかかりました。
県内の有病地域25市町村で取り組んだ「山梨県地方病撲滅協力会」は終息の碑を建立し解散となりました。
地方病とは…?
流行…?終息宣言…?解散…?
ご関心のある方はぜひ、このまま杉浦醫院HPをご覧ください。
トップページより、詳細な情報を読み解く事ができます。


2026現代アート展に向けて

こんにちは。杉浦醫院です。 10月11日(日)より開催の現代アート展に向け、作家7名が各々の場所で作品を展示します。 先日、作家3名が担当の展示場所をお掃除に! その日の天候は、午前中が晴れ。お昼過ぎから雨が降りはじめました。 そんな陽気でしたので、晴れ間の日の光の入り方、雨に変...