2023年4月27日木曜日
池のほとりのテーブル
2023年4月26日水曜日
シラカシ(白樫)
2023年4月25日火曜日
リヤカー
おはようございます。杉浦醫院です。
皆さん「リヤカー」をご存じですか?
金属のパイプとタイヤで構成された荷車です。
現在も多岐に渡り活躍しているリヤカーですが、杉浦醫院にも当時使用されていたものが、そのまま存在します。
リヤカーは自転車の後ろに連結したり、人が引いたり、荷物を運ぶための荷車です。
当時杉浦醫院に通院される患者さんの多くは地方病に罹患し、徒歩で通うことも困難な患者さんも多くいました。
地方病に罹患した方がリヤカーに乗り、ご家族の方がリヤカーを引いて通院されていた。というお話を多く聞きます。
リヤカーの形も様々だったと思いますが、当時杉浦醫院の通院手段として活躍していたリヤカーを展示してありますので、ご覧になってください。
2023年4月24日月曜日
新緑
2023年4月21日金曜日
ねじ締まり鍵
おはようございます。杉浦醫院です。
旧病院棟(現在は資料館)の建築は昭和4年(1929年)に建てられました。
歴史的建造物の旧病院棟の窓は、木製の建具に曇りガラスが組み込まれ、ブルーのガラスとのコントラストがとてもハイカラです。
各部屋すべて、曇りガラス・透明ガラス・ブルーガラスで構成されていて、柔らかい日差しを取り込んでいます。
そして鍵も、昔懐かしの鍵!
正式な名称は分かりませんが「ねじ締まり鍵」をクルクルと止まるまで回し続けるのです。
杉浦醫院の各部屋、そして廊下すべてが「ねじ締まり鍵」です。
ご来館者様方も、昔を懐かしみクルクル鍵を回してみたりする方や、初めて見る鍵の仕組みに感動されたりする方も…
現在も杉浦醫院資料館では「ねじ締まり鍵」が活躍しています。
2023年4月19日水曜日
病院棟と母屋を繋ぐ渡り廊下②
おはようございます。杉浦醫院です。
昨日は渡り廊下に設けた展示スペースをご紹介しました。
展示スペースの向かいにある、お部屋をご紹介をさせていただきます。
ガラス窓で仕切られ一見分かりませんが、横開きの扉を開くと……
9代目杉浦三郎医師の唯一のプライベート空間だったのでしょうか、机の上にはタイプライターが置かれ、書籍類も幾つかありました。2023年4月18日火曜日
病院棟と母屋を繋ぐ渡り廊下
2023年4月17日月曜日
杉浦醫院=森の病院
おはようございます。杉浦醫院です。
この写真は昭和45年(1970年)に撮影した航空写真です。
9代目杉浦三郎医師が昭和52年(1977年)まで醫院をされていた時代、間違いなくこの杉浦邸が存在しました。2023年4月14日金曜日
”SEIKOSHA” 古時計
おはようございます。杉浦醫院です。
玄関を入り真正面に構えている、大きな古時計。
こちらはセイコー社で大正時代に製造された置時計です。
昭和52年(1997年)まで間違いなく杉浦醫院で時を刻んできた時計です。
年数を重ね、手入れがされていなかった時計は眠っていました。
振り子も動かず、秒針も時を刻むことなく、この場所に飾りのように置かれていた古時計が現在は蘇り、時を刻んでいます。
古時計が蘇るまでの逸話があるんです。
杉浦醫院旧ブログ「四方山話311話・316話」でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
https://sugiura-iin.blogspot.com/2014/02/311.html
https://sugiura-iin.blogspot.com/2014/02/316.html
平成26年(2014年)に修理をして頂くことによって復活した古時計。
現在は待合室で「カチカチカチ…」と静まり返った部屋で時を刻む秒針の音が響きます。
大正時代から杉浦醫院に存在する古時計。
春の穏やかな陽だまりの中、秒針の音が別世界に入り込むようなそんな感覚を体感することが出来る待合室です。
2023年4月13日木曜日
昭和の時代の番号札
おはようございます。杉浦醫院です。
昨日投稿させて頂いたタイトル「落書き」でも書きました、待合室では納まりきれず庭先にまで列ができた程「地方病」に罹患した方々が殺到した杉浦醫院です。
混雑を避けるための、現代でいう整理券が、ここ杉浦醫院にもありました。
ただし券ではなく札だったのです。
木札で作られた番号札が当時のまま置かれています。
2023年4月12日水曜日
落書き
杉浦醫院病院棟資料館、正面玄関左手の土壁には、魚の絵が彫られています。
昭和4年(1929年)建築の病院棟は昭和52年(1977年)まで、杉浦醫院9代目杉浦三郎医師の病院棟です。
この魚の絵はいつの時代に彫られたものなのか…戦前なのか…戦後なのか…50年弱この地に病院棟を構えた期間に彫られたもので間違いがありません。
内科医の三郎医師でしたが、この病院に訪れる患者さんの8割以上が「地方病」に罹患した方々が訪れる病院として、先代の8代目杉浦建造医師の時代から有名でした。
朝から地方病に罹った患者さんが杉浦醫院に殺到し、待合室だけでは納まり切れず庭先にまで列ができたそうです。
そんな庭先に並んでいた子供たちが、診察を受けるまでの時間を持て余し、庭先で地面に描く絵では飽き足らず、小石もしくは釘のような物で病院棟の土壁に絵を掘って?描いていたのでしょう…
しかし他所の家に落書きは、現代では犯罪となるケースも多いですが…当時は…?
9代目三郎医師は温厚な先生で有名だったそうです。子供たちが描いた落書きを「上手な絵だね」と評価してあげていたそうです。
そうなると子供たちの絵で四方八方、壁の至る所に落書きが!!三郎先生に褒めてもらいたい一心で描いていた子も居たかもしれません。
現在は漆喰で落書きだらけの壁を塗り替えましたが、正面玄関の魚の落書きだけは当時のまま、壁の塗り替えはせず残しました。
当時の杉浦醫院に通院していた患者さんの風景を、この魚の「落書き」を通し、過去に思いを馳せてご覧になって頂けたらと思います。
2023年4月11日火曜日
たけのこで「春」を感じる杉浦醫院(邸)
2023年4月10日月曜日
ようこそ杉浦醫院資料館へ!入口ご案内
こんにちは。杉浦醫院です。
杉浦醫院元病院棟 資料館の正面 |
正面玄関にもっと近く寄ってみます |
1000坪ある杉浦邸の敷地。お庭は自然で溢れています。
そんな自然いっぱいのお庭に猫ちゃんもお散歩に来ます。数年前までは開館時間は玄関を全開に解放し、来館者様がいつでも入っていただけるようなシステムをとっていましたが…
資料館の中に猫ちゃんもお散歩にやってきて、資料館内で私とバッチリ目が合って両者驚く!!なんて事がしばしば。
猫ちゃん、驚かせてゴメンナサイ…猫ちゃんにはお庭だけのお散歩にして頂き、このような表示を玄関先に張り出し、来館者様には玄関を開けて入っていただくシステムを取っております。
そして館内に入っていただくと人感センサーで、館内に響き渡るインターホンが鳴ります。資料館内の事務所に居る館長、もしくは職員がお迎えします。2023年4月6日木曜日
春爛漫の杉浦邸
おはようございます。
暖かな陽気に包まれ、杉浦醫院のお庭も活動的です。
そんな庭園の病院棟資料館の向かいに、ひっそりと佇む横長の石碑「地方病流行終息宣言の碑」があります。
2023年4月5日水曜日
ホタルVSザリガニ
おはようございます。
年間を通し杉浦邸の池の管理を館長が行っています。
管理とは…どのような事をしているのかと言うと…ザリガニとの闘い!!
外来種アメリカザリガニが池を独占しており、せっかく放流したホタルの幼虫を食べてしまう恐れがあります。
ホタルの放流をきっかけに、ザリガニ捕獲が今年も始まります。
煮干しを忍び込ませ、ザリガニ捕獲のためのカゴ仕掛け網。 |
池にカゴ仕掛け網を6か所仕掛ける、館長。 熟練の技でしょうか…ザリガニがいそうなポイントに仕掛けるのです。 |
ザリガニが30匹以上! ドジョウが1匹! |
2023年4月4日火曜日
ホタル幼虫放流式
おはようございます。
2023.3.28に昭和町ホタル愛護会の皆様による「ホタル放流式」が杉浦邸にある池で行われました。
ホタル愛護会会長・会員の皆様。昭和町長・教育長 をはじめ皆様にご参加頂き放流式が行われました。 |
比較的、杉浦邸を囲んでいる板塀が夜の街頭や、車のヘッドライトを遮断し、夜の暗さを演出できる場所とし、10年ほど前から毎年ホタルの幼虫が放流されています。
ホタルの幼虫です。大きい幼虫ですと全長2㎝ほど。 |
池に放った幼虫が4月中旬から下旬に水中から這い上がり、上陸し繭になり成虫(ホタル)となります。この一連が行われ、ホタルが舞うのは5月中旬から下旬ころと思われます。
ホタルが舞い始めましたら、ご報告させて頂きますね。
ホタルの幼虫が、水中から上陸し池周りで繭になります。間違って繭を踏んでしまわないようにポールを置くことで、これ以上先は進入禁止と注意喚起をし、ホタルが舞うのを楽しみに待ちたいと思います。
2023年4月3日月曜日
2023.4.3 新年度スタート!
おはようございます。
日頃より杉浦醫院ホームページをご覧いただき誠に有難うございます。
本日より新年度を迎え、ここ風土伝承館 杉浦醫院も新たな試みとして!!!
〇四季折々の杉浦邸の庭園の様子
〇杉浦醫院で定期的に行われている行事の様子
〇ご来館いただいた、ご来館者様のご紹介
など、日々の杉浦醫院の様子を平日をメインとし更新してまいります。
2023.3.28に満開を迎えた、資料館前に根を張る桜を撮影したものです。
本日の杉浦邸の桜は……満開を終え「こぼれ桜」となり、少し風が吹くと花びらが舞い散り「桜吹雪」となっており、とても風情があり見応えがあります。
日本人の心をとらえてやまない桜。
その開花を春の訪れと感じる方も多いかと思います。
杉浦醫院も春を迎え、今年度も変わらず多くのご来館者様とお会い出来る日をお待ちしております。
第8回杉浦もみじ伝承の会
11月24日(日) 杉浦もみじ伝承の会 を開催します。 杉浦醫院の庭園に40店舗を出店するマルシェ~和を連想させる作品達が揃います~ 飲食も出店され庭園でいただけます。 時間を限定しますが「杉浦醫院ガイド付き見学ツアー」を行います。 *10:30~ *13:30~ 所要時間30分...
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こんにちは。杉浦醫院です。 先日、偶然にも3組の方々が同じ時間帯にご来館頂きました。 1組目は県内の方々で、その中のお一人は地方病経験者でした。 2組目は他県からお越しで、大学で「地方病」を学ばれた研修医の方々。 3組目も他県からお越しで、SNSのおススメで杉浦醫院が紹介されてい...
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こんにちは。杉浦醫院です。 いよいよ夏休みが始まりますね!今年も行います!自由研究学習!!! *7月26日(金)AM10:00~AM11:30まで * 小学4年生~6年生対象(中学生も大歓迎) *入館料100円 元小学校の先生が、夏休みの自由研究に「地方病」を取り組むみなさんに、...
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< 地方病教育推進研究会設立1周年記念大会 >を開催します 〇日時:6月15日(土)PM2:00~PM3:45 〇場所:昭和町 風土伝承館 杉浦醫院 〇内容:研修①「地方病」を学ぶ子どもたち 甲府市立大里小学校教頭(前県教指導主事)雨宮 康治 研修②「地方病資料に...